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幻想郷異聞・Memory Of MoonGate

幻想郷異聞・Memory Of MoonGate

 同人界周辺で世間で悪評の高いいわゆる『幻想入り』作品を後悔…もとい公開するページ。  原作を踏襲しながらも俺設定・俺解釈に基づく解釈が多い妄想だらけのページなので、趣味に合わない方・解らない方はすぐさま回れ右をお願いします。
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ちょこっとずつ書いてます。出来上がりまでもう少しお待ちあれ…。
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 季節はすでに秋深く。
 二人の人影が山道を歩く。

 一名は若者。
 深緑の軍モノのフィールドジャケットに履き古されたジーンズ、というラフないでたち。頭にはジャケットと同系色のバンダナを海賊のように被っている。
 もう一名はフードつきのポンチョ。
 頭からフードを目深にかぶり、その表情・姿共に何者であるかを伺い知る事は出来ない。
 二人とも長身。だが、フードの人影が10cmほどジャケットの男より高く。

 二人は歩く、ただ、ひたすらに。二人は歩く、どこへ行くかも解らぬまま。

「『信号』は発信出来ましたけど…。これから…どうなるのでしょうか」
フードの人影が落ち着いた男声で問う。

「解らない。でも…」
ジャケットの若者が返す
「『助け』が来るか。」
言葉を続ける
「それとも、『お迎え』が来るか。」
少し顔をしかめつつ、言葉は続く
「「元の場所」へ帰る方法がわからない以上、『来た』人間を頼るしかないんだがね…。」

「ですが、「噂」も在る。この場所には「月の民」が居る、と。」
 話しつつフードの男(?)は少し空を見上げる。そこに浮かび上がるのは…綺麗な円を描く月。

「ん。」
若者は軽く肯定の相槌

「月の門。もしかしたら、それを知っている・関わっている可能性がある。そう、踏んだのですね」
フードの男は言葉を続ける

「だけど、世界も違うし時代も違いすぎる。ある種賭け…ではあるんだけど。」
戸惑うかのように言葉を切る若者

「まずは逢ってみない事には、ですね」
フードが言葉を続けた

「そゆこと。百聞は一見に…ってね。じゃ、行こうか。」
若者がフードを促す

「はい、行きましょう。」
うなづく仕草と共にフードが言葉を返す

「「いざ、永遠亭へ。」」

互いに頷きあい、二人は歩み続ける。目的の地、『永遠亭』への道を
















「なぁ、永遠亭ってどこだっけ?(・ω・`;)」(若者)
「だから場所は聞いておきなさいとっ!(゚∀゚#)」(フード)
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